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「品質確保」と「コスト削減」および「納期短縮」を同時に取組む

「設計生産性向上」の上手な進め方


   

手戻り負担軽減で時間節約と外注設計同時複数並列活用で生産性を高める取組み法

講師: 伊豫部将三
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表
日時: 2020年3月27日(金) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

設計技術部門が今最も早急に求められているのは,効率向上と併せて生産性の向上です。しかし現実は,各社共通して全投入時間の30%が手戻りで失われている状態です。その内訳は,45%が出荷後の市場クレーム対応で,24%がDRと出図前点検(検図)で,23%が出図後の製造クレーム対応で,8%が出荷前客先立会い時指摘対応で失われている状態です。結果市場クレーム対策費は各社売上の2%を超え,中には3%を超える例も多い実態が有ります。また各社表に出しませんが,製造仕損も売上の1%を超え常態化している実態が有ります。前記市場クレームと製造仕損発生原因は,何れも設計部門責任が70%を占める各社共通実態が有ります。
以上から設計部門では,業務改善が効率向上面から急務となります。同時に企業の売上と利益確保上へ設計部門能力が直接影響している事が判ります。その為現状をより良く改善するには,設計部門では同時に生産性向上へ取組む事が必要です。
設計作業における生産性向上手段の近未来目標は機械(コンピュータ)化ですが,現時点で其処へ速く近づくには簡単な部品類などの自動設計可能なプログラム作成が先ず必要となります。その上で複数の部品を組み合わせる機能要素(デバイス)・モジュール・ユニット・システムへ徐々に展開を進めて行く事になります。
そのプログラム作成には,方法書としての手順書・基準書・模範図(設計ツール)類の整備が必須になります。先ず設計経験が充分でない人達へも安心して設計委託可能なシステム(仕組み)作りが必要です。その為には,当面社員一人当たり外注設計委託の同時複数人活用(並行処理アルゴリズム=スーパーコンピューターの原理)法が有効で且つ強力な手段となります。
本講座では,当面外注設計委託活用で設計生産性を高める仕組み作りについて講師が長年のコンサルタントとしての指導体験から,短期間に設計生産性をドラスティックに向上する事例を中心に具体的に詳しくご紹介致します。生産性向上の取組み法でお悩みの管理者とリーダー層の方々のご参加を,是非お勧め致します。


●セミナープログラム

1.効率と生産性向上に必須の手戻り作業削減取組み法
(1)設計部門における手戻り作業の実態とその詳細
(2)市場クレーム対策費と手戻り作業削減の原因および改善法
(3)製造仕損費と手戻り作業削減の原因および改善法・他
2.生産性向上に直結する外注活用の仕組みと取組み法
(1)自分が確保出来る品質は自身で確保する無検図受入れ出来る仕組み構築と
      活用するツール類の実施例
(2)外注化では納期短縮出来る仕組み構築と実施例
(3)外注化では生産性向上出来る仕組み構築と実施例・他
3.構内受入れ派遣者活用の仕組みと取組み法
(1)派遣者・出向者に必要な資質・採用基準
(2)派遣者・出向者に守らせねばならない義務・原則
(3)構内受入れ派遣者活用上の注意点・他
4.持ち帰り外注協力者活用の仕組みと取組み法
(1)構内受入れ派遣者と持ち帰り外注受託者活用の違いと注意点
(2)持ち帰り外注委託で無検図受入れ出来る品質確保の仕組みと注意点
(3)持ち帰り外注委託で納期厳守出来る仕組みと注意点・他
5.生産性向上に直結する外注委託活用上の仕組みと注意点
(1)外注委託を効率良く活用する仕組みと注意点
(2)外注協力者の教育法
(3)外注活用のメリットと評価法
◎ 質疑応答およびコンサルティング

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