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先人が築き上げた品質立国日本を取り戻すために!

企業不祥事の未然防止・再発防止のすすめ方


   

一度不祥事が起こると,組織は事業存続の危機に追い込まれる!これを未然にくいとめるための方策を指導します。

講師: 塚田光平
塚田技術士事務所 所長
技術士 建設部門,総合技術監理部門
日時: 2020年2月27日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

近年,“品質立国日本”を揺るがすデータ改ざん等の事件が大企業等で繰り返され,後を絶ちません。これらの事はまさしく品質不祥事であり,“品質立国日本”の信頼を大きく低下させています。一連の品質不祥事の背景には複雑な要因が絡んでいると考えられます。少なくとも先人たちが脈々と築き上げ,世界から信頼を得てきた品質管理の文化,仕組み,ツールなどその重要性を改めて再認識し,将来にわたって日本の強みとして維持していくために,私たちがそれぞれの組織として何を行動すべきかが本セミナーのテーマです。
これらの事は,これ以上看過できない問題だと感じている方は多いはずです。
今こそこれらは,国と企業を挙げて危機感を持って,未然防止・再発防止に向けた取り組みをしなければならないと考えます。
日本は,アメリカやドイツともならび,世界でも有数の高度な工業技術を持った工業国です。新興工業国の賃金の安い国の工業に対抗するため,ヨーロッパやアメリカ,日本など前々から工業国だった国は,技術力の高い製品を開発して新興工業国では作れない製品を生産し,差別化を図っているわけです。
そのような中,一度不祥事が起こると,組織は事業存続も危ぶまれる事態に追い込まれることもあり得ます。
本セミナーでは,事件から組織を守るために企業不祥事の要因と対策について,米国の組織犯罪研究者であるドナルド・R・クレッシーの法則「不正のトライアングル」〈(1)動機,(2)機会の認識,(3)正当化のキーワード…この中の一つでも欠けていれば,不正は発生しない…〉をベースに,どうすれば不祥事の未然防止・再発防止につながるかのヒントを提供できればと思います。
日本のモノづくりに誇りをもっている方々のご受講をお待ちしております。


●セミナープログラム

1.はじめに
2.品質立国日本を取り戻すために
1)データ改ざん事件
2)事件から組織を守るためには
3.ISO26000 企業の社会的責任の解説
1)ISO26000の背景
2)組織と利害関係者
3)規格の構成
4.ISO31000 リスクマネジメントの解説
1)原則
2)枠組み
3)プロセス
5.クレッシーの法則「不正のトライアングル」解説
1)企業不祥事の要因と対策
2)不正のトライアングル
6.事件から組織を守るためには
1)内部監査の見直し
2)コンプライアンス教育
3)レコードマネージャーの導入
4)内部通報者の保護
5)クライシスコミュニケーション
7.理解度確認テスト(オープンブック)
8.演習・組織の課題抽出
9.エンディング
◎ 質疑応答

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