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頑健(ロバスト)な製品設計は,同時にコスト抑制にも繋がる

品質工学の基礎知識とロバスト設計を活用した製品開発


   

材料の品質や公差,製品の経年変化や使用環境…あらゆる「ばらつき」を事前に考慮し,ロスを最小限に抑えた製品設計の習得を目指す集中講座!

講師: 庄司尚史
技術士(機械部門・総合技術監理部門)
日時: 2019年11月27日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3−5−8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

製品開発では品質,コスト,納期,安全性,環境対策など,多くのことを解決していかなければなりません。開発途中で様々な問題が発生し,その対策に多くの時間やコストが費やされてしまうことも少なからず発生します。しかし,このような状況が慢性的に起こっているとすれば,長期的に企業の業績に影響しているかもしれません。
個別の再発防止策も重要ですが,未知の問題には対応しきれず,技術やシステムが新しくなるたび次々に新たな問題が発生し,対策のための作業量が増大していきます。
そこで,開発・設計段階で製品というシステムをトラブルが起こりにくい頑健な(ロバストな)体質にすることが個別の問題への対処以上に重要となり,その実現のための品質工学に基づく実践的な方法論がロバスト設計(パラメータ設計)です。
本講座では,開発実務で役立つ品質工学の考え方とロバスト設計を習得していただくことを目的に,ロバスト性の評価・設計の手順から考察まで,基礎から解説してゆきます。品質工学に初めて取り組む,あるいは実践したもののやり方に問題を感じている方や,管理者の立場から現状を変えたいと考えている方などの参加をお待ちしています。


●セミナープログラム

1.本講座の狙い
2.製品開発におけるトラブル対策
1)製品開発の流れ
2)代表的なトラブル対策方法
3)ロバスト設計
4)品質工学の考え方
3.システム(技術,製品)とそれに関わる様々な因子
1)システムの機能:目的機能と基本機能
2)システムを構成する因子:制御因子
3)システムの外部の因子:信号因子,誤差因子
4.ロバスト設計(パラメータ設計)の概要
1)不具合はなぜ起こるか
2)誤差因子の種類
3)誤差因子の影響の最小化
5.ロバスト性の評価
1)原則:ロバスト性を測る尺度としてのSN比
2)静特性:望目特性,ゼロ望目特性,望小特性,望大特性
3)動特性:ゼロ点比例式,標準SN比
6.機能性評価
1)目的
2)実施方法
7.実験の割り付けと直交表
1)実験の割り付け
2)直交表とは
3)直交表の使い方
4)主効果と交互作用
5)割り付け時の注意
6)直交表実験の解析
8.ロバスト設計の手順
1)対象システムの明確化
2)評価特性の設定
3)誤差因子の設定
4)制御因子の選定と実験の割り付け
5)実験の実施とデータ解析
6)最適条件と比較条件の選定
7)推定と確認実験
8)結果の考察と結論
9)補足事項
9.事例紹介
10.各種技法との連携
◎ 質疑応答

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