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要求事項,仕様を多角的に検討し仕様書に反映する

機械設備の計画・設計チェックと仕様書作成のポイント


   

複雑化・高度化している機械設備の計画,設計を効率よく実施・チェックできるようになる。

講師: 竹内 春樹
TAKE技術士事務所所長
技術士 機械部門
労働安全コンサルタント
日時: 2019年12月17日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

機械加工工場,製品組立工場,物流センター等機械設備に対する要求事項は,近年の経営環境の変化,IoTなどの技術革新により日に日に複雑化,高度化しています。
他方,多額の設備投資が必要となる新設建設や大規模な改造工事は厳しい経営状況で少ないことから,メーカ技術者や工場技術者は,機械設備の新設や大規模改造工事を担う機会が少なくなっています。この状況下でも,メーカ技術者や工場技術者は,機械設備の新設建設や大規模改造工事があった場合,その計画,設計段階で従来以上に要求事項,仕様などについて多面的に検討し,そのミッションを達成,成功させなければなりません。特に,工場技術者にとって機械設備は,所属する会社の独自価値を生む大切な宝であることから,エンジニアリング製造メーカに頼るのではなく,積極的にその計画に参画し,要求事項,仕様をまとめ,メーカへの仕様書に織り込む姿勢が強く求められています。
本セミナーでは,これらメーカ技術者や工場技術者向けに,機械設備に関する当初の構想段階の検討から導入決定までの流れに触れた後,計画・設計時の基本仕様,信頼性,安全性,保全性等のチェックすべきポイントを説明すると共に,それを過不足なく仕様書・手順書等へ反映させるポイントについてもわかり易く解説します。
これにより,複雑化,高度化しているどのような機械設備であっても,その計画検討から完成までの検討手順が理解でき,かつ漏れなく,効率よく機械設備の計画や設計を実施,チェックできるようになります。尚,計画・設計時の機械設備に関する基本仕様,信頼性,安全性等多面に渡るチェックポイントについては,マニュアル的に使えるようリスト形式でまとめているため,実務ですぐに役立ちます。

【対象者】
  • 生産/製造部門で機械プラント設備導入や操業管理,メンテナンスに携わる方
  • メーカ,エンジニアリング会社で機械プラント設備を計画,設計される技術,設計の方

●セミナープログラム

1.機械プラント設備の導入決定までの流れ
1.1 設備設置目的の明確化(目的と目標)
1.2 設備計画の検討
  (1)設備計画のプロセス
  (2)基本的な考え方
  (3)設備計画の方針
  (4)設備計画時に考慮すべき点
  (5)設備が具備すべき条件
  (6)投資と予算
  (7)法規及び関係官庁への届出
2.計画・設計のチェックポイント
2.1 基本仕様のチェックポイント
  (1)基本方針・計画
       (生産・処理能力,プロセス,レイアウト,コスト等)
  (2)機械設備共通
       (設備の形式・構造,駆動系,電気計装・制御,基礎,環境等)
2.2 項目別チェックポイント
  (1)性能・機能・操作性
  (2)信頼性
  (3)安全・衛生・環境・防災
  (4)保全性
  (5)機械要素
  (6)配管・油空圧シリンダ・油圧
  (7)官庁届出・チェックリスト
3.仕様書,図面,図書類への反映ポイント
3.1 仕様書
3.2 図面
3.3 要領書,手順書
4.設計〜製造〜試運転での見直し
5.完成設備の検証とそのポイント
◎ 質疑応答

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