個別実績原価管理の大幅コストダウン事例と工場でのIoT活用分野も解説。
講師: |
山口 俊之 氏
(株)戦略情報センター
POP研究所所長 |
日時: |
平成29年4月18日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
個別の実績原価,特に“各ロットの実績原価”を知りたいニーズは昔からあったが,データの採取とインプットの大変さから実現性は遠いものと思われてきた。しかし,IoTによって今日作った製品1個の実績原価が自動的に収集できるようになったので,個別実績原価管理が現実のものになってきた。
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とはセンサーから直接的に自動的にデータを採取し,インターネットを介して収集してビッグデータにして解析し,課題解決する手法のことである。これによって濃密で詳細なデータが収集できるので(ビッグデータ),いままではグレイにしか見えなかったいろいろな事象がデータの鏡にクリアに映し出すことができるようになって,新しい展望が見えてくるのである。
個別実績原価は,4つの原単位からなっている。(1)原材料の使用量,(2)作業者の工数時間,(3)機械占有時間,そして(4)その他変動原単位である。
実際に,ロットごとの原単位データを採ってみれば,製造現場の原材料の使い方,作業の仕方,機械設備の使いこなし,または梱包資材や電気の使い方などの良し悪しによって大きく変動していることが分かる。
そこで,4つともに最も低い原単位データになるように製造のやり方を変えれば大幅なコストダウンを実現できるのである。そのことを個別実績原価管理と呼んでいる。
この実践法を具体的に指導します。 是非ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。当社事務局にご相談下さい。
●セミナープログラム
- 1.第4次産業革命とIoT
- (1)インダストリー4.0
- (2)IoT
- (3)ビッグデータ
- 2.IoTと情報処理
- (1)センサーの知識
- (2)情報処理のながれ
- (3)ビッグデータ
- (4)詳細な実態の分析
- (5)解決策
- 3.製造業の利益
- (1)第1の利益
- (2)第2の利益
- (3)第3の利益
- (4)ムリ・ムラ・ムダと第3の利益
- 4.原価管理の基礎知識
- (1)原価管理の4つの目的
- (2)原価の構成
- (3)実績原価の4つの原単位
- (4)個別に原単位を採取
- 5.IoTによる個別実績原価管理へのシナリオ
- (1)原単位データのセンサーを探せ
- (2)IoTにより原単位データを自動採取せよ
- (3)原単位データを製造の単位にくくれ
- (4)原単位データのビッグデータを作れ
- (5)ビッグデータを解析すれば実態が分かる
- (6)コストダウンができて利益がでる
- 6.個別実績原価管理の適用事例
- (1)IoTでビッグデータをつくる
- (2)実績原価のクリアな実態の発見
- (3)製造履歴情報との突合せ
- (4)実績原価を改善してコストダウン
- 7.工場におけるIoTの活用分野
- ◎ 質疑応答
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