加工品を中心に,原価見積の基礎知識と,工順設計の重要性と設計標準の作り方を指導します。
講師: |
間舘正義 氏
日本コストプランニング(株) 代表取締役 |
日時: |
平成28年9月7日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
会社の第一の目的は,利益の獲得にあります。その利益は,製品の採算性によって獲得できるものです。
そして,従来の利益増加を図るためには,製品を作ってから調達や製造の活動を中心にコストダウン活動が進められてきました。
しかし,製品を作ってからのコストダウンは,改善のための追加投資の発生や製品寿命の短縮により大きな効果を得られる回収に限定されてしまうことなど,効果を得にくくなってきています。
このため,製品を作る前の設計段階で,製品のデザインとともに最適コストを追及することが意識されるようになってきました。この手段として,目標原価を設定するようになってきたのです。
しかし,目標原価の設定は,「その値が妥当であるのか」,「目標原価を達成するために留意すべき点」,「達成できないときの設計変更へのアドバイス」などに役立つ原価見積を求めることになっています。
本セミナーでは,加工品を中心に見積り技術をもとに原価見積に必要な基礎知識を解説します。そのうえで,工順設計(工程手順)の重要性と設計活動に役立つ設計標準を作るための知識を解説します。
今回は,機械加工や板金加工などの設備機械の中で,CNC旋盤,マシニングセンタ,レーザー加工などを用いた部品製作にあたり,事例を用いて理解度の促進を図ります。
是非,ご受講下さい。
【受講対象者】
- 開発・設計部門の管理職&担当者の方
- 調達部門の管理職&担当者の方
- 業務改革に携わっている管理職&担当者の方
【習得できる知識】
原価についての基礎知識/原価見積のしかた/工順設計ができる/設計での部品標準化のしかた/コストダウンの着眼点
●セミナープログラム
- I 工順設計の進め方
- 1.製品化について
- 1)ものづくりの進め方
- 2)モノづくりに必要な情報
- 2.図面と原価見積りについて
- 1)図面の管理
- 2)設計変更への対応
- 3)原価情報の整備
- 3.各種の見積り方法と工程設計について
- 1)見積り方法のいろいろ
- 2)見積り方法のフロー
- 4.知っておくべき工順設計のための知識
- 1)知っておくべき材料
- 2)知っておくべき工法
- 3)知っておくべき設備機械
- 4)知っておくべき設備機械の各種工程
- 5)知っておくべき原価
- 6)知っておくべき加工限界
- II 工順設計の活かし方
- 1.知っておくべき最適コストの求め方
- 1)さまざまな工順を考える
- 2)治工具の活用
- 3)最適コストのための工順設計
- 2.コストダウンに役立つ設計標準の作成
- 1)材料の整備
- 2)形状の整理
- 3)形状別の加工限界
- 3.最適コストのための創造性のポイント
- ◎ 質疑応答
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