3H(初めて,変更,久しぶり)の理論と実践により,品質不良ゼロの経営を具体的に体現し,自社に合った運用支援システムを構築し,業務の自信と顧客満足を格段に高めることを実現させましょう。
講師: |
宮野正克 氏
NPO法人SDC検証審査協会理事,会長
中小企業診断士
技術士・経営工学部門 |
日時: |
平成28年5月17日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
製造業でもサービス業でも,大企業でも中小企業でも,また経営者を始め仕事に携わる全ての人々にとって,品質不良ゼロの実現は悲願であるとともに,往年の達成困難な課題であります。簡単で親しみ易い未然防止手法3H(初めて,変更,久しぶり)の導入・活用で品質不良ゼロを実現させましょう。
品質不良の殆どは3H(初めて,変更,久しぶり)の折に発生し,定常時は極めて少ないことを,私たちは経験則として理解しています。3H活動とはこれに着目して,反省の3Hから,計画の3Hに考え方を切り替えて,事前に3Hの視点で課題を体系的に「気づき」,問題が発生しないように確認しながら仕事を遂行するトラブルの未然防止手法です。
本手法は30年以上に亘って活用し,素晴らしい実績を実現しているJK社の活動「3H(初めて,変更,久しぶり)」に基づいて分かり易く解説します。是非ご受講下さい。
●セミナープログラム
- 1.3Hの原則と経験則
- (1)3H活用の歴史
- 1)3H(初めて,変更,久しぶり)とは何か
- 2)3Hを必要とする社会的背景
- 3)3Hシステムの誕生
- (2)未然防止の基本ステップ
- 1)未然防止の全体計画
- 2)リスクの抽出と事前評価
- 3)リスクマネジメント
- (3)3Hの効果
- 1)製品品質のダントツ向上
- 2)計画重視の業務計画
- 3)世界に誇れる仕事の自信
- 2.3H導入手順
- (1)未然防止重視の経営理念
- 1)未然防止の重要性認識
- 2)再発防止は当然で,進歩がない
- 3)未然防止の経営が最も合理的
- (2)総合的品質管理TQMの普及
- 1)総合的品質管理TQMの基礎
- 2)プロセス品質(品質は工程で作られる)の徹底
- 3)マネジメントシステム品質の向上
- (3)3Hの実践教育
- 1)3Hマニュアルの体系化
- 2)3H実践教育
- 3)3Hの効果を全員で享受
- 3.3Hマニュアルの作成
- (1)3H全社マニュアル
- 1)業務フロー分析
- 2)3H実施要領
- 3)3H実施マニュアル
- (2)3H職場マニュアル
- 1)日常業務推進マニュアル
- 2)3H職場実施計画
- 3)3H職場実施要領
- (3)3H進捗マニュアル
- 1)3H計画シート
- 2)3H実行マニュアル
- 3)3H完了報告
- 4.3Hを支える基礎技術
- (1)ものづくりの基礎体力をはかる
- 1)5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底
- 2)工程能力指数Cpkの確保
- 3)QC七つ道具・新QC七つ道具の活用
- (2)3Hを高度活用する技術
- 1)FMEA(故障モード影響解析)
- 2)FTA(故障の木解析)
- 3)実験計画法
- (3)ISO自己適合宣言の活用推進
- 1)ISO国際規格の改正
- 2)マネジメントシステムの質的向上
- 3)自ら考え行動するISO
- 5.3H活用事例の紹介
- (1)製造業(デジタル機器生産の品質不適合が激減した。)
- (2)サービス業(機械設計の設計原因の不適合が激減した。)
- (3)医療法人(医療事故・トラブルが激減した。)
- ◎ 質疑応答
|