「今,ここで作業する人」にとってあいまいにされている部分が引き金になって人為ミスが発生するというのが私どもの新視点です。
「熟練者にとっては当たり前のことも,初心者にはわかりにくいこと」を“あいまいさ”と定義します。
「覚えにくい」「やりにくい」「イライラする」「疲れやすい」「わかりにくい」「複雑すぎる」といったものが,あいまいさの多い作業です。
どこの現場にも存在するあいまい作業を,作業に人を合わせるのではなく,人に作業を合わせる視点で,“ちょっと変えて”人為ミスを防ぐための6つのノウハウを公開します。
講師: |
中山賢一 氏
一般社団法人中部産業連盟 主席コンサルタント
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冨澤祐子 氏
一般社団法人中部産業連盟 コンサルタント
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日時: |
平成25年8月6日(火) 10:00〜16:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます) |
会場: |
機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3−5−8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
どこの会社でも人為ミスゼロは目指す姿であり,実現したい現場の姿です。そのため,多くの会社では人為ミス対策に取り組んでいますが,成果に結びついている会社は少ないと思います。高い目標に対して,成果に結びつけるための具体的な方策が確立されていないように思います。
私どもが提唱している人為ミス未然防止のための基本的な考え方は,人為ミスの発生確率を,100回に1回から1,000回に1回,10,000回に1回に減らしながら,その発生確率をゼロに近づけていこうというものです。
本セミナーは,
- 職場における人為ミスを未然に防止するための実践ノウハウについて学びたい方
- 作業する人にとっての“あいまいさ”の見つけ方と手の打ち方を学びたい方
- 職場やサークルのリーダーとして,改善活動の新視点をお考えの方
にとくにお勧めしたいセミナーです。
- ※本セミナーでは,使用中の手順書・標準類の中から“あいまいさ”を見つけて,初心者に教えるための教科書に修正・改良する実務演習を行います。この演習には現在使用されている作業手順書などの標準類が必要になりますので,できるだけご持参ください。
- ※サブテキストとして,講師の著書「A−KOMIK・日々管理で防ぐ人為ミス」(日科技連出版社)を使用します。
●セミナープログラム
- 1.なぜ人為ミスが発生するのか
- (1)誰にも弱点がある
- (2)人為ミスは2つの原因が絡み合って発生しやすい
- 2.すぐ使える10のヒント
- (1)危険因子
- (2)作業リズム
- (3)未熟練
- (4)個人判断
- 3.人為ミスを減らす日常管理
- (1)これまでの日常管理
- (2)人為ミスを減らす視点での日常管理
- 4.人為ミスを減らす6つのノウハウ
- (1)「作業する人」にとっての“あいまいさ”を見つけ出す
- (2)初心者「目線」で標準類を作り直す
- (3)どこよりも短時間で仕事を教える
- (4)決めたことを守らせる仕掛けづくり
- (5)異常を早期に発見して処置する仕掛けづくり
- (6)誰がやっても同じ作業ができるまで,標準類の改訂サイクルを競う
- 5.3つのスキルの再訓練
- (1)仕事の標準化スキル
- (2)仕事の教え方スキル
- (3)標準の守らせ方スキル
- 6.教える教科書の作成(演習)
- 使用中の手順書・標準類の中から“あいまいさ”を見つけて,
- 初心者に教えるための教科書に修正・改良する実務演習
- 7.まとめと社内展開のやり方
- ◎ 質疑応答
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